「未来!」 「……みくちゃん…」 そのあと赤ちゃんみたいに泣く未来をなぐさめるのにいっぱいいっぱいで… 夢のことは忘れていた。 あたしは未来を抱きしめながらゆきの姿がないことに気付いた。 「……ゆき…?ゆきは…?」 あたりを見回しながら言うあたしと不思議そうに首を傾ける竜心。 「…?…ゆき?」 「………穂積ゆきだよ…」 「…穂積のことか…」 「…穂積なら!」 泣いていた未来が突然声を上げる。 「一番に空星さんをみつけたんだよ?」 「…え?」 「覚えてないの?」 「………うん…」