慎とはいろいろあったし、隆介と別れたとき少し支えてもらった部分あったし、 私の事まだ好きだって言ってたし…――― そんなことを考えてると―――― 「沙弥、おはよう~」 何も知らない顔をしてる慎、 「はぁ…―――」 「どうしたん??またあいつか??悩みあるなら俺が相だ……「てめえに相談することなんかねぇ!!俺の婚約者に話し掛けるんじゃねぇよ!!」 外から私の愛しい人の声が聞こえた。