元々ロシア軍司令官のステッセル中将は4日前、二龍山保塁が第三軍に占領された時点で「望台が墜ちたら降伏する」と決めてたらしいんで、一連の白旗掲揚は予定調和だった訳である。

しかし、この場にドラえもんが居て彼の未来を見せてあげたら…

「いかん…このままじや軍法会議にかけられる」

と焦って市街地ゲリラ戦を敢行したかもしれない。

ん〜でも、この人結構ビビりって噂だし、第三軍の攻撃方法に輪をかけてビビったんじゃないだろうか?

なんせ今まで散々煮え湯を飲まされた第三軍だから…3tの火薬を要塞の真下にセットして吹っ飛ぼうが生き埋めになろうがお構い無しって攻撃なんだから…