それは愛の報告を聞いてから2ヶ月たった日だった。

その日は日曜日

私は一日家でゆっくり過ごした。

私に悪夢が来たのは夜ご飯も食べ、部屋で雑誌を読んでいる時だった。


プルル♪プルル♪

ベッドに置いてあった携帯が鳴った。


この時どうして部屋にいたんだろう。

もし、外にいたら間に合ったかもしれないのに・・・


メールは愛からだった。

デートの報告かな。

愛は今日も彰とデートだと聞いていた。

だから私は軽々メールを開いた。


ひらがなだけのメール。

このメールはまだ私の携帯に残っているんだよ。

衝撃のメール

でも愛の最後のメールだから消す事はできない。


受信:愛
さくら。
わたししんぱいするさくらのいうとおりにしとけばよかった。
どうしてあのときひとめぼれなんかしちゃったんだろ。
でもほんとうにしあわせだったんだよ。
さくらにはいうけど、きょうわたしれいぷされた。
あきらずっとわたしのことだましてた。
すきだっていうのもうそ。
ただやりたかっただけ。
そしてわたしをともだちにうった。
いっぱいしゃしんもとられちゃった。
もういきていくじしんない。
だってこれからもあそばれるんだよ。
そんなのわたしたえられないよ。
さくらいままでありがとう。
わたしすごくたのしかった。
だいすきだよ。
こんなわたしをゆるしてね。
ばいばい


がったん。

私は携帯を落とした。


え?

今の何?

どういう事?

嘘だよね?


私は急いで愛の家に行った。

愛が家にいるのを確かめに・・・

だって嘘に決まってるじゃん。