クリスマスの贈り物

今私は一人部屋のベッドで寝転んでいた。

何もする気が起こらない。

さっきの話ばかりが頭の中をグルグルしている。


私隼人君に対してひどいこと言っちゃったよね。

私の本音・・・

でも言ってはならない一言。


「は~。」

プルル♪プルル♪

メールだ。

真菜かな?

私は手探りで携帯を見つけ出しメールを見てみた。

知らないメールアドレス。


まさか・・・

案の定メールは弘樹からだった。

文句でもあるのかな?

えっとー

優香★
弘樹だよ。
真菜ちゃんからメアド聞かせてもらいましたー
さっきの事だけど無神経な事言ってごめんな。
俺も隼人も別に優香の事怒ってないから・・・
これからも仲良くしてよ。


弘樹・・・

やっぱいい人じゃん。

私は心が変わりやすい性格。

まあこんな性格でもいいんじゃん。


私は弘樹のメールアドレスを早々登録してメールを返した。


送信:弘樹
メールありがとう♪
私こそごめんね。
なんか一人熱くなっちゃって・・・
みんなが許してくれるのなら
仲良くしてください★

送ってすぐにメールが来た。

私たちは夜遅くまでずっとメールをしていた。


今思えば私と弘樹は付き合う運命だったのかな?