クリスマスの贈り物

「隼人君。真菜の事傷つけたら私が許さないからね。」

「わかってる。」

うん。

なんか安心できる。

やっぱ親友の真菜には幸せになってもらいたいもんね。


「なぁ、どうして優香ナンパ男嫌いなの?」


な、何こいつ。

いきなり…


私は過去を思い出してしまった。

止められなかった自分への罪悪感。


胸が苦しい…


「優香!大丈夫だから。大丈夫だからね。」

事情を知っている真菜がすかさず背中を撫でてくれた。


ふ~


「ご、ごめんね。真菜…」

「ううん。大丈夫?」

「なんとかね。」