マネキン

「おい…もう出ようぜ。ここ…なんかヤバいって。」
俺は、正也に言った。

「もうかよ!まだ早いだろ!」
正也は、余裕な表情で言った。

「裕二!カメラ持ってるか?」
「まぁ…一応。」
俺はポケットからカメラを取り出して、正也に渡した。

正也はいろんなところを撮影して、正也以外の俺達は、玄関あたりで待っていた。

正也はどんどん奥に入っていき、とうとう見えなくなった。