マネキン

「…シ……」

“し”?

その声は、震えていて消えてしまうくらい小さかった。


「…シネ…………………」

…え?

「シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ」
俺は、震えた。
殺される!!!そう思った。