「ミキ!!お前の母さんナスズは俺様の敵ザニアスの城にいるから。一緒にあの曲者を退治しに行ってくれないか!!?」
ライラは思い切って言った。ミキは「あー変な幻覚観ちまった、あーそろそろ死ぬな、あー。」といいながら笑いながら青ざめている。リース:「魔王様、どうします?」ライラ:「…なんかコイツに解るように説明すんの千年かかりそう…ってミキの野郎寝てるし!」リース:「しかし魔王様、本当なんですか?」ライラ:「あ?…ああこいつが扉の鍵だってことは確かだ」リース:「…なんだか見た感じ何年も人間界にいたせいか、魔力的なものを全く感じ無いんですが…」ライラ:「いやでもあいつの子供だ、すぐそんなの…………。わからないな…」リース:「だったらさっさと叩き起こして説明してビシバシ教え込めばいいですわよ。」ライラ:「…。そいつ叩き起こせ」リース:「わかりました。…すぅ……オラ!!起きろゴラア!ああ!!?早よ起きんとその小せぇ頭つぶすぞグォラ!」リースは叩き起こす と言うより 足で蹴っている。 ミキ:「がっ!あげぱんがあああ!!」リース:「ゴルァこんガキィ!」ミキ:「あはい何でしょうかお嬢様」 28回目の蹴りでミキはスクッとたち頭を下げた。リース:「…魔王様が、お話したいと言うので…静かに明かりをつけて離れて聞けよ」 ミキ:「あはいわかりました」ライラ:「なんのアニメのオープニング前じゃ。」ミキ:「ねえ、本当に母さん、そこにいるの?」ミキは少し真面目になった ライラ:「ああ。お前が協力すればお前の母親を今、すぐに、迎えに行く。」ミキ:「信じていい?嘘じゃないよね?」ライラ:「ああ」 ミキ:「……。」ライラ:「どうだ?いい話だろ、乗らないか?退屈しのぎになるぜ?」


ミキ:「解った乗る。」




ライラ:「よし!じゃあリースこいつを倉庫に連れていけ」 リース:「畏まりました」

ミキは部屋をでて 廊下の階段を降りていって、ほこりまみれの倉庫に入った。