「姫はやりたいの? 姫がやりたいんなら私は応援するわ」 お母さんがいった。 「うん。芸能界はおもしろそうだし、 やってみたいな!」 「お父さんは?」 「しかたがない。 姫がやりたいならやりたいようにしなさい」 「お父さん、ありがとう~~~」 「姫がだんだん遠くなってくなぁ~」 お父さんがそんなこといっていた。