気がつくと空は暗くて、夜の暗闇が2人を包んでた。



街灯の明かりと時々通り過ぎる車のライトが2人を照らした。



「約束する…お前を…琴弥が俺をもっともっと好きになってくれるように俺はもっともっと琴弥にとっていい男になるよ。だから俺のそばにいてほしいんだ。」



唇を離し、耳元で囁く・・・・・。



「琴弥……愛してる…」



こんなに思ってくれる人。



もう私は不安になんかさせたくない。



熱くなる頬と、熱くなる思いは・・・・・やっぱり本物だから。



「智也君…カッコよすぎ…」



私は思わず照れ笑いをする。



「智也でいいよ…呼び捨てにして…」



「え…/////だって呼んだ事ない…し…」



「いいから、そう呼んで…お願い…」



「………と…」



「……智…也……?」