〔うん♪待ってるね!!!走るのはあんまり見てほしくないけど(><)でも智也君が来てくれるのはチョー嬉しい〕



メールを送信して、すぐ家を出た私。



急いで自転車を走らせる。



今日は体育の日。いつもと同じ道を通ってるのに休日だからかな。



いつもは賑やかな景色も今日はなんだかのんびりしてる。



智也君が来る…それは本当に嬉しい事だよね。



嬉しい事なのに…頭をよぎるのは…何故かあいつの顔…。



海道貴人………。でも…ね、大丈夫。



大丈夫だよね。あいつは同級生というだけ。それだけなのだから。



智也君を信じているように、智也君を好きだと思う自分を信じるんだ。



朝の空気を感じながら、私は大きく深呼吸をした。



どうか今日1日楽しく過ごせますように・・・・・。












「おっはっよ~~!琴~弥~!」



わぁーーー。学校へ着くと、日南が私をめがけて突進して来た。



私に思いっきり抱きつく日南。



「く、苦しいってば…」



今日はさらにテンション高いって、日南!