「生憎、誰も居ませんよ?」 一人の兵士が応える。 『は…お前、兵士だろぅ? 我に従い、そこの女を撃て。』 バンッ 弾はヴェルディを擦った。 『貴様!何をしている』 「剣しか習ってないもので…コントロールができませんよ」 兵士は帽子を脱ぐ。 『お前は…』 「シャルアムの使用人です」