ある大きい家の縁側に、ひとりのおじいさんが座っていた
傍らに置いてある湯飲みにはまだ漏れたばかりのお茶がはいっている
今日はいい天気で雲一つなかった
おじいさんが空を眺めていると
6歳ぐらいの男の子が通りかかった
おじいさんは言った
「お前、今、幸せか?」
男の子は言った
「しあわせってなに?」
男の子は通り過ぎていった
しばらくすると、13歳ぐらいの男の子が通りかかった
おじいさんは言った
「お前、今、幸せか?」
男の子は言った
「幸せなもんか」
男の子は通り過ぎていった
傍らに置いてある湯飲みにはまだ漏れたばかりのお茶がはいっている
今日はいい天気で雲一つなかった
おじいさんが空を眺めていると
6歳ぐらいの男の子が通りかかった
おじいさんは言った
「お前、今、幸せか?」
男の子は言った
「しあわせってなに?」
男の子は通り過ぎていった
しばらくすると、13歳ぐらいの男の子が通りかかった
おじいさんは言った
「お前、今、幸せか?」
男の子は言った
「幸せなもんか」
男の子は通り過ぎていった