「どう?結奈いいの見つかったかしら?」 「ううん、全然。なんか違うんだよねー」 「あっちはもう決まったみたいよ?Mokaに居るそうよ」 「早ーい…って結構時間経ってるんだ…」 あたしは京香と、玲奈はいちごと別々で行動していたのだが… あっちの方が早く買い物が終わったみたいだ。 「早く見つかんないかな…」 あたしは待たせちゃ悪いので、香水探しを再開した。 「……ん?」 「どうしたの?」 「京香…これ」 「…あら」 「純の匂いだ…」