あたしの場合、妊娠して不味くなって吸わなくても平気になったけど… あたしもかなりのヘビースモーカーだったから… 妊娠しなかったらやめられなかったと思う。 ましてやあたしよりもっと吸ってる純や裕也は相当な覚悟がないと禁煙は難しいハズ。 これはみんなの優しさなんだな… とあたしは思った。 「ずいぶんこの部屋もきれいな空気ななったね」 流星はすーっと息を吸う。 「裕也が吸わないだけでこんなにきれいな空気になるんだね(にこっ)」 「は?」 もちろん、裕也が健の一言に反応しないハズがない。