「あたし…体調悪かったでしょ? あれ、赤ちゃんがいたからなんだ…」 「……………」 「決戦のあの日には、もう気付いてたの…。今まで言わなくて…ごめんね…。 純は困るかもしんないけど…あたし…「産んで…くれ」 「え…? 産んで…いいの…?」 「あぁ」 純は今まで見たことない(…初めて?)笑顔で笑った。 だからあたしも、にっこり笑った。