でもやっぱり立ち上がるとふらふら。


そんな裕也と健に続いて拓磨は玲奈に任せて、あたしは純のもとへ。

流星は寝転んでぼーっと空を眺めているので…

そっとしておくことにした。


「純」

「…やっぱ来たか」

「うん。なんかあったらやだもん…」

「心配すんな」


純はあたしを優しく優しく撫でた。