それは純の仕事部屋を片付けているときだった。 未だに純が帰って来るんじゃないか、とか まだ仕事部屋に居るんじゃないか、などと思ってしまうあたし。 でも…不思議と死のうとか考えることはなかった。 なぜかすごくあたたかい何かに包まれている気分で安心するんだ。 「うわぁ…いっぱい」 大量に出てくるデザインを1つ1つ見ていく。 どれも可愛かったり、綺麗だったり、デザインも個性豊か。