「あの、お父さんの話聞かせてくれますか?」 「結駆のこと?」 「はい」 店長はしばらくうーんと言って、なにかひらめいたように手を叩いた。 「優。写真は?」 「あ〜卒業アルバムならあるんじゃない?」 卒業アルバム!? え?ちょー見たい!! しばらくすると優さんが卒業アルバムを持ってきた。 「わ〜これ優さんですか?」 「そうよ」 「可愛い!!ちょー美人!!」 優さんめちゃめちゃ可愛い… あれ…? 「この人誰ですか?」 あたしはいつも優さんの隣にいる男の人を指差した。