目を瞑り、手を合わせて願うあたしに純はくすっと笑っている。 「なに笑ってんの?あたしちょー真剣にお願いしてるのに!!」 「へ〜なにを?」 「ひみつ」 言ってやんないんだから。 「せっかくここに連れてきてあげたのに、ひみつなんだ?」 「……………」 痛いとこつくなし。 なんか言わなきゃいけない、みたいになってんじゃん… 恥ずかしくて言えない…