森だと思ったのだが、全然森でも林でもなく… ちょっと進むと小さな公園だった。 「うわーブランコだ!!」 子どもみたいにはしゃぐあたしに、純は「子どもみてぇ」と笑った。 「ブランコよりも、こっちこい」 そう言われて純の隣に行ってみると… 綺麗な夜景がみえた。 「なにここ…めっちゃ綺麗…」 「あの海、夏行った海だぞ」 「え?そうなの?あの海はここから見ても綺麗なんだね…」 「そうだな」