「結奈」 優しくて安心する声があたしの名前を呼ぶ。 そしてゆっくりと唇が重なった。 「メリークリスマス」 そっと耳元で呟かれ、はっと時計を見ると… 時刻はぴったり12:00 「メリークリスマス…//あ、プレゼントあるんだった」 照れ隠しをするように、あたしは純のプレゼントを取り出した。 なんかこんなカップルらしいことすんのあんまりないからハズい…// 「はいどうぞ」 「開けていいか?」 「もちろん」