俺らの姫様

 
 2年前


俺らの仲間があいつらにやられた時だ。



「夾 どうする?」



「聖司なんでそんなに落ち着いてんのさ」



「この状況であわててもどうしようもないだろそれくらいわかれよ雅紀」



「俺 あいつにいわれたんだ。」



「「は?」」



「俺たちを助けてくれた女に」



女?何のことだ・・・。



「あの女の子か」



「あぁ」



「ちょっと ちょっと 僕たちにもわかるように教えてよ!!」



「俺らのことを病院に知らせた女だ。」


「あぁ あの総長たちをやっちゃった女の子?」


「そうだ。そいつに言われた。」