俺らの姫様

「あぁ、ここに来た奴は全員覚悟をもってきてるんだ。」




どんなことを言われても、後悔するつもりはない。


「その通りだよ。」

最初に、俺に続いたのは聖司


「僕たちは、美緒のこと信じてるしね。」


…緑。


「美緒が幸せなら俺は別にいい。」



…雅紀。




「俺は…俺たちは美緒のためならなんだってする。」



…拓斗。




「ﾌｯ…。優一、いるんだろ。あれ、持って来い。」


優一さん??そういえば、さっきから後ろに気配が…雅紀じゃなかったのか…。



「あれ？気付いてたの？まぁいいけど…。」