俺らの姫様



「ついでに、俺もな。」


拓斗まで…。


なんだこれ胸が……。


思い出した。


俺が忘れていた。この気持ち


姫龍と初めて会った時の気持ちだ。


姫龍のときは一目ぼれだった。


美緒のときもあいつの女の姿を見たときドキッとしたんだ。


「夾。お前はどうなんだよ」


「俺は…。



















       美緒が好きだ。」