-美緒side-
流石拓斗のお姉さん…夾たちでも、逆らえないんだ…。
それにしても、結構寝てたんだなぁ…。
あいまいだけど何かの夢を見てた。
緑にも話したけど、なんか置いていかれるのが嫌で嫌でしかたなくて、愛しくて…このままずっとこの暗闇の中にいてもいい。とおもえるような…そんな夢だった。
にしても、あたしそんな風に思える人っていたっけ???
うーーーーん。
思い出せないんだよなぁ…。
「美緒!!おなか減ってない??」
おなか…そういえば、、、
「すいてるかも…。」
「おぉ、もう元気だな。しょうがないから俺様直々につくって来てやるよ。」
と雅紀が俺様を強調していった。
「アハハ・・・。ありがと」
「ところで、美緒ちゃん学校はどうするの??」
学校????

