俺らの姫様



「あら、ごめんごめん。あたしは優希ってゆーの、このバカの姉です。」


と拓斗を指差していった。



「バカとはなんだバカとは。」


「だって、バカじゃん。」


「っ……。」


うわぉ、何時見てもここの二人の火花は凄いねぇ



「そ、それで拓斗のお姉さんがなんでココに…。」


「ん?それはね、あたしが医者だからよ♡。なんんでもね、こいつらが喧嘩して怪我したってゆうから着たのに、みたらタダのかすり傷…。ホントにやめてほしいわ。」


流石、優希さん言い訳がかなり上手だ。

たぶん、美緒に記憶のことを知らせないようにするためにだろう。

だから、さっきから後ろにいる夾たちとアイコンタクトで話していた。



「そうなんですか??お姉さんも大変なんですね。」


「まぁね、って美緒ちゃん!!お姉さんって呼んでくれるのは妹が出来たみたいでうれしいんだけどね、優希ってよんでほしいなぁ」


妹って、なんで拓斗と結婚したみたいにいってんだよこの人は


「緑、夾そのほかの奴。何か文句でも…。」

ギロン

!!!???
「いえ…。」


この人…やっぱり苦手だ。


ってか、他のみんなもかよ




  -緑 side-  終わり