「理沙は次期社長なわけだし...いろんな会社の次期社長とかかわりを持つ必要があるし、経済学を学ぶ必要もある。」
「あたしそんなの...」
「経済学を学ぶのは2年からでいいわ」
「新居もこのあたりで探すから転校の心配もないわ」
「また電話するわね」
朝の10時に家に帰って...今は11時。
たった一時間でとても大変なことを聞かされた。
学校行こうかな...
「理沙!大丈夫?」
心配そうに駆け寄ってくる奈々。
ちょうど休み時間だった。
「翔太は??」
「なんか会社のほうで、変化あったみたい。高城さんもいないよ」
会社で...また何かあったのかな...
「そうなんだ...」
桃花さんもいないんだ...
今頃二人であってるのかな。
勝手な妄想にチクンと痛む胸
「理沙、いい顔してるよ。言えてよかったね」
「うん。これからがんばるよ」
奈々のおかげだよ。
そんなこといえないけど...
ほんとに感謝してる
ありがとう。