そして放課後。
コンコン...
あれ、翔太かな??
ノックなんて珍しい。
「はぁい...?」
「考えた?」
いたずらな笑みを浮かべてる翔太。
なんか、おしゃれ??
「なにを??」
「は?デートいかねーの?」
デート...______?
「え、あれ...本気だったの?」
「当たり前だろ?」
みんなの前だったし、恋人ごっこの方かと思った。
「え、用意する!待って」
「わかった」
ってなんで部屋にいるのかな??
「翔太...??」
「早く用意しろよ。待ってんだし」
「いや、できないよ。あたし着替えたいんだけど」
翔太は不思議そうな顔をして、平然と言い放った。
「早く着替えなよ」
いやいや...ここで?
というか、あなたの前で??
「無理だよ!」
「大丈夫だよ。何もしないし...見てもたたない。色気なさそうだし」
何か、すごいひどいこと言われてません?
「ふんっ」
開き直るしかない!
あたしは適当に服を選ぶ。
意を決して、カッターのボタンをはずす。

