都合の良いこと言っちゃって…
結局丸め込まれたし。
次の日
ぶつぶつ文句を言いながらも迎えの車にのってスタジオに向かっていた。
「おはようございます、理沙さま。」
「ぁ、おはようございます」
スタッフさんかなにかかな?
礼儀正しく挨拶をしてくれた。
何人もの人が忙しそうにいろんな機会をいじったりしてる
「「おはようございます!」」
ひときわ大きな挨拶が響いた
監督でもきたのかなは?
ドアの方を振り返ると
そこには翔太がいた。
「し…二宮さん、おはようございます」
「理沙さん、今回は引き受けて頂いて本当に助かりました。」
あたしを選んだ理由は
翔太のお父さんがあたしを使うと聞かなかったとか……
クールでさわやかなのに幼い
っていうコンセプトにあたしはぴったりらしい。