恋人以上、恋人未満。



「学校休みな?ムリはよくないし」
「そ、だね。じゃぁ今日はゆっくりしちゃお」
「おーそうしなー」


俺風呂沸かすな、って部屋を出ていった。
隼人の部屋に一人残され、妙に寂しくなる。
隼人の部屋…よく見たらこんなに広かったんだ。



「りーさっ!風呂はいろ?」
「ん??」
「だから風呂。昨日あのまま寝たじゃん」

そう言われて昨日を思い出しまた赤面。



「まーたその反応っ。いくよ?」
「ぅ、うん」
とは言ったものの…
た、たてないっっ。



「ぁ、動けないな、ごめんっ」
すたすたとあたしに近づいてくる。
「よっ」
軽々とあたしを持ち上げた



ぎゃーっっっ
あた、あた、あたし重いんでやめてくださいっ!!!