家に着いたあたしは、ベッドに倒れ込む。 ………直斗… もう、会えないと思った。 でも…まだ直斗は生きてたんだね…… “健斗”? 違う。 あの人は“直斗” また…会えた…… ふ、と机が目に入った。 ベッドから起き上がって机に向かう。 「………カッター…」 本当は葬儀から帰ったら死のうと思っていた。 直斗のいない世界は、生きていけないから。 でも、 まだ直斗はいた。