あたしが直斗を死なせてしまった。 全部あたしのせいだ…… ベッドに倒れ込んで頭から布団をかぶった。 怖い… まさか、こんな… あたしのせいだなんて… …直斗…… その日からあたしは眠れなくなった。 目を閉じると広がる暗闇に堪えられなかったから。 怖かった。 暗闇の中にいると、直斗が死んでしまったという事実を嫌なほど痛感してしまう。 ご飯も喉を通らなかった。