爆睡するミッチーの傍らにある一枚の紙切れを見つけたあたしは、すかさず拾い上げ…そして読む。

「え〜何々…良治にはスムーズな会話をする為に相手の声を識別し即座に適切な返事を返せるための制御用コンピューターを搭載済み…とある。…ミッチーやるやん」

ただ…そんな優秀なロボットを稼働させる燃料システムが…

「オヤジ!電池の配列も解らんと?ホントに役立たずねぇ」

もしかして電池ですか?

「やけん最初にホームセンターに買い物行かせたやん」

でもビールも買わせたんでしょ?

「当然!」

何の為のロボットなんだか…