「昔から重量物の運搬は舟を使うのが常道」

さすがミッチー…ものを知ってる。

「舟どこ?ついでに誰が運転するん?」

アルコール満載の頭でもそれぐらいなら解る。

「って事は…俺達に良治の運搬手段は無い訳か…電池切れになる前に決着つくのを祈るしかないが…無理っぽいな」

「仕方ないな…良治はほったらかしにしとくか…元々はアイツの撒いたタネだし…」

確かにそうだけど…元々アンタらの演出やろうが

「まぁロボットやけん風邪引く心配も無いし…」

そんな便利なロボットなんていませんよ。