「まぁ、そうは言ってもミッチーの事やけん何か隠しダマぐらい用意しとぉっちゃない?」

と言いつつスーパードライをすすめる。

グラスにとくとくとそそがれる琥珀色の液体越しにチナッティを見つめ

「全く無いって訳じゃないが…このロボットに転用出来るかは…ちょっと保証しかねるがな」

と、もったいぶりながらぐいっと喉に流し込む。

「まぁ、あたしも良治に大した期待しとる訳やないけど…せっかく造ったっちゃけんスクラップになる前に一花咲かせてやりたいんよね」

おいおい…もうスクラップにする事考えてるんかよ…