それ言われたら 返すわけにはいかなくて 受け取ることにした。 「ありがとうございます。 じゃあ なにかあったら 電話させてもらいます。」 そういうと"絶対だよ"と 念をおされ "はい"と返事をして車を降りた。 先生の車を見送ろうと 待っていると 「もう暗いから 中に入りなさい。」 と言われ、 もう1度お礼を言って 中に入った。 少しすると確認したように車の走り去る音がした。 こんな小さな気遣いに またドキッとしてしまう。 「私、重症だ。」 と小さく呟いた。 .