いつものようにバスに乗った。 2人がけの席の窓側に寄って ぼぉ─っと外を眺めていた。 外では雨が降りだしていた。 そのせいもあってか乗客はいつもより多い。 思わずついたため息が熱い。 "熱が上がってきたのかなぁ..."