ポケットにチョコレート


次の授業が始まる頃には、春樹くんも戻って来た。

でも、まだチョコレートの存在には気付いていない様子。

あたしの心臓はいつもより2倍も3倍も早く、ドキドキしっぱなしだった。

そして結局、気付かないまま放課後を迎えていた。