その作家があっけなく自分を通り越したらあまりにも惨め過ぎるけれど、

私だって負けるつもりはないのだから、何も遠慮する必要はない。



この先当分、立ち止まるつもりなどないのだから。



たった一度の夜を越えて、そんな事を思える自分がここにいた。