健はあたしの耳、ピアスを付けた耳を甘噛みした。


『キャッ///』


「かわいいっ(笑)」

『ばかっ!』


「太陽昇ってきたし、帰っか」


健はあたしの家の前で、
「愛してるよ、ばーかっ(笑)」

そういって帰っていった。


あたしは健の背中を見つめた、そしてそっと右耳に触れる。

ピアスが夢ではなかったことを思い知らせてくれた。