あなたと過ごすはずだったホワイトクリスマス


一度も鳴らないケータイを握り締め


白く輝く聖夜をひとりで見つめる


まるで時間が止まってしまったかのように、静かな世界


次、時が動き出す瞬間は


あなたがきっと傍にいる…よね


小さくケータイが震えたのは


クリスマスが終わる瞬間だった…




END