「俺は、児島龍也だから。美沙の部屋、そこっぽいけど」 そう言って「黒川美沙」と名前が彫ってある黒いプレートが貼ってあるドアを指差した。 「ああ・・・ありがと・・・」 部屋は思ってたより広くて、 個人の部屋には小さなベッドと白いテーブルがあって。