「…よっ!」


約束通り、彼は毎日病室に来た。


彼の学校生活の話を聞くと、彼は人気者らしい。


やっぱりモテるのかな…?


「聖華…?
どうしたの。
急に思い詰めた顔して…」


「…ふぇっ?!
べっ………別に!!!!」


顔を思い切り横に振る。


「正直に言いなさい。」


彼の顔が段々近づいて来る。


甘い香に包まれ、息が顔にかかる。


「言わないと
キス…………しちゃうよ?」


「……っ!」


聖君ってこんなキャラだっけ…?!