「はあ…。」
隣で冷やかされている優輝を見て大きなため息をついた。

まったく、今日という日は…。

まあ、私の言い方が悪かったんだけどさ。

説明したくても出来ない状況に置かれた私はますます嫌になった。

優輝ったら顔真っ赤にして冷やかしに答えてる。

しかも真剣に…。

『優輝は本物の馬鹿だ。』今、私はそう確定した。