「ちょろいちょろい♪」私は定規で優輝の頭をペチペチ叩いた。

「くそぉ…。覚えとけよ!!」悔しそうに私を睨む。

「あいにくあんたを覚えられる脳みそのスペースがないの。」私は前を向き直した。

「歌胡…。」
優衣が哀れな物を見る目で見てる。

周りを見渡すと全員が私を見ていた。