「いっっ…たくねぇかんな!!」必死に堪える優輝。

「フフッ♪顔歪んでますけど?」私は大笑いしそうな口を手で塞いだ。

ウケる~っっ!!

「ありゃりゃ?涙目になってきてまちゅよ?痛いんでちゅか?」わざと踏んだトコを足で突く私。

「お前、顔だけのブスかと思ってたけど性格もブスだな!」痛みを堪えながらも嫌味を言う優輝。

何言ってんのよ、この馬鹿。

自分がどういう状況に置かれてるかも知らずに…。

「お互い様でしょ?ううん私の性格が悪なら、あんたは極悪じゃない?くたばれ!!」

ダンッッ!!

私は思いきり同じトコを踏み付けた。

「ぐわっっ!!」
優輝は左足を抱えて机におでこをつけた。