Xmasのよる《短編8P》



ケータイを衝動的に
閉じてしまった。



「…うそ。」


小さく呟いたはずの台詞が静かな部屋では
よく響いた。




もう1度
ケータイを開いて


「冗談でしょ?」



送り返した。




送信ボタンが
上手く押せなくて

震える指を
どうにか動かすのが
精一杯だった。



―ヴヴヴ