「ったく!お前は俺に心配かけたいのか?!」

かけたいよ。だって優しくしてくれるから。

「ごめん。」

「もっと俺を頼ってくれよ...。」

「...頼る!笑」

「寒くないか???」

「大丈夫。雄也のジャージ暖かい。」

「よかった!よかった!
怖かっただろ???」

とまったはずの涙が溢れた。

「ごわがっだよー。」

「もう俺がいるから大丈夫だよ!」

心強かった。
なによりも心強かった。